建設会社のホームページが古いと採用できない?応募を減らす7つの原因とリニューアル方法

CONSTRUCTION WEBSITE RENEWAL

建設会社のホームページが古いままだと、見た目の印象だけでなく、求人応募・工事の相談・協力会社からの信頼にも影響します。

求人広告を見た人は、応募前に会社名を検索し、仕事内容、施工実績、働く人、会社の雰囲気を確かめます。そのときスマートフォンで見づらい、数年前から更新されていない、募集要項しかない状態では、「今も活動している会社か」「入社後にどのような仕事をするのか」を判断できません。

この記事では、札幌を拠点に建設業のホームページ制作と採用支援を行う株式会社JOB SOLUTIONが、古いサイトが応募を減らす7つの原因、部分改修と全面リニューアルの判断基準、問い合わせと採用を同時に改善する方法を解説します。

公開日:2026年7月25日監修:株式会社JOB SOLUTION
ホームページを確認しながら電話対応する建設会社の担当者
建設会社のホームページは、発注者だけでなく応募者が会社を判断する入口にもなります。

先に結論

「新しく見せる」だけでなく、応募者が確認したい事実を更新する

建設業のホームページリニューアルで優先したいのは、流行の演出ではありません。スマートフォンで迷わず読めること、現在の事業と施工実績が分かること、仕事内容と働く人が具体的に見えることです。

01見つけられる

地域名・工事・職種ごとに検索意図へ答える

02確かめられる

実績・人・条件・更新日を具体的に示す

03動きやすい

相談・見学・応募までの導線を短くする

建設会社の古いホームページが採用に影響する理由

求人媒体は会社を知ってもらう入口ですが、掲載できる情報量には限りがあります。応募を検討する人が会社名を検索したとき、公式ホームページは求人票の内容を確かめる場所になります。事業内容、実際の現場、社員、教育、安全への考え方が見えなければ、待遇を比較する前に候補から外れる可能性があります。

国土交通省も、若者や女性の入職・定着に向けて、建設産業の仕事や魅力を分かりやすく情報発信する取り組みを進めています。また札幌市の「さっぽろ建設産業活性化プラン2025」では、就業者の高齢化や入職希望者の減少を課題とし、魅力発信や人材確保の取り組みを継続・加速するとしています。各社のホームページも、求人募集の有無だけでなく、地域を支える仕事の価値を伝える媒体として考える必要があります。

参考:国土交通省「建設産業における若者・女性の入職・定着促進の取組」札幌市「さっぽろ建設産業活性化プラン2025」

発注者・応募者・地域の人が同じサイトを見る

建設会社のホームページを見るのは、工事を依頼したい人だけではありません。元請・協力会社、金融機関、応募者とその家族、近隣住民も会社名を検索します。施工実績や地域活動を丁寧に発信すれば、一つの情報が営業、採用、企業ブランディングの複数の役割を果たします。

スマートフォンでの第一印象が検索にも関わる

Googleは、検索結果への登録とランキングにモバイル版のコンテンツを使用しています。パソコンでは表示できても、スマートフォンで文字が小さい、横にはみ出す、ボタンが押しづらい状態は、利用者だけでなく検索の土台としても見直しが必要です。

参考:Google検索セントラル「モバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法」

建設会社のホームページで見直したい7つの問題

1.スマートフォンで文字・写真・ボタンが崩れる

現場職への転職を検討する人が、必ずパソコンで企業研究をするとは限りません。スマートフォンで横スクロールが必要、電話番号を押しても発信できない、応募フォームが入力しづらい状態では、内容を読まれる前に離脱されます。

レスポンシブ対応の有無だけでなく、実機で文字サイズ、余白、画像の切れ方、固定ボタンと本文の重なり、フォーム入力を確認します。

2.お知らせと施工実績が数年前で止まっている

最終更新が古いと、営業状況や採用状況が分かりません。毎週記事を書く必要はありませんが、完成した工事、社内研修、安全大会、資格取得、地域行事、採用情報など、実際に行った活動を無理のない頻度で更新します。

日付を新しく見せるためだけの薄い記事ではなく、誰が見ても会社の現在が分かる情報を増やすことが大切です。

3.「何の工事を、どこまで対応できるか」が分からない

「総合建設業」「各種工事一式」だけでは、発注者も求職者も業務を具体的に想像できません。土木、外構、解体、舗装、設備などの工種、主な対応地域、元請・下請の割合、公共・民間の実績を整理し、事業ごとに説明します。

採用面では、工種が分からないと必要な経験や一日の動きも伝わりません。事業ページは営業用であると同時に、応募者が仕事内容を理解する資料です。

4.施工実績が写真だけで、会社の強みが伝わらない

完成写真と工事名だけでは、比較材料が不足します。工事種別、地域、工期、担当範囲、現場の課題、工夫した点、安全・品質への取り組みを、公開できる範囲で記載します。

同じ工種・地域の事例が蓄積されると、「この工事を相談できる会社か」を検索利用者が判断しやすくなります。応募者には、入社後に関われる仕事の規模や種類が伝わります。

クレーンと足場が組まれた大規模な建設現場
施工実績には写真だけでなく、工種・地域・担当範囲・現場での工夫を添えると会社の技術が伝わります。

5.採用情報が募集要項だけで終わっている

給与、時間、休日だけでは、求職者は自分が働く姿を想像できません。具体的な作業、一日の流れ、現場エリア、入社後の教育、資格取得、社員の声、仕事の厳しさと会社の支援まで説明します。

「アットホーム」「未経験歓迎」のような抽象的な言葉より、最初の1週間に覚えること、教育担当者、雨天や冬季の働き方を具体的に示す方が、入社前後の認識をそろえやすくなります。必要な内容は建設業の採用サイトに必要な7つのコンテンツでも詳しく解説しています。

6.自社の人・現場ではなく、フリー素材だけを使っている

フリー素材は説明を補う目的では使えますが、会社の実態を証明することはできません。代表者、社員、事務所、車両、道具、現場、打ち合わせ、教育の様子など、自社で撮影した写真を中心にします。

撮影のために普段と違う演出をするのではなく、安全装備や現場ルールを守った通常の仕事を見せることが、信頼と入社後の納得につながります。

7.問い合わせ・応募の入口と更新担当が決まっていない

連絡先が「お問い合わせ」一つだけでは、工事相談と求人応募が混在します。電話、見積もり相談、現場見学、求人応募など目的別に入口を分け、入力項目を必要最小限にします。

公開後は、施工実績・採用状況・会社情報を誰が更新するかを決めます。WordPressで更新欄を用意しても、担当と承認の流れがなければ再び情報が止まります。

部分修正か全面リニューアルかを判断するチェックリスト

古いホームページでも、すべて作り直す必要があるとは限りません。まず次の項目を確認してください。

  • スマートフォンで横スクロールや文字の重なりが発生する
  • 常時SSL化されておらず、ブラウザに安全でない旨が表示される
  • 現在行っていない事業や古い電話番号・住所が残っている
  • 施工実績と新着情報が2年以上更新されていない
  • 募集職種はあるが、仕事内容・教育・社員情報がない
  • 会社名で検索しても公式サイトが見つけにくい
  • 工事名や対応地域で検索しても事業ページが表示されない
  • 問い合わせや応募の件数を計測していない
  • 更新方法が分からず、制作会社へ毎回依頼している
  • 退職者の写真や過去の募集条件が残っている
判断 向いている状態 主な対応
部分修正 スマホ表示や管理画面に大きな問題がなく、情報の不足が中心 採用ページ追加、施工実績の整理、写真・原稿・導線の改善
段階的な改修 予算を分けたいが、検索されている既存ページは残したい 重要ページから改修し、アクセスを見ながら順次更新
全面リニューアル スマホ非対応、更新困難、構造が複雑、事業内容も大きく変わった 目的・構成・デザイン・CMS・SEO・計測を再設計

検索から流入している既存URLを変更する場合は、内容の引き継ぎと適切なリダイレクト設計が必要です。見た目だけを先に作り、既存ページをまとめて削除しないよう注意します。

問い合わせと採用を両立する建設業ホームページの構成

一つのページですべての相手へ説明するのではなく、入口は共通にしながら、発注者と応募者がそれぞれ必要な情報へ進める構成にします。

FOR CLIENTS

工事を相談したい人へ

対応工事、地域、施工実績、資格・許可、安全・品質、相談から着工までの流れを整理します。専門用語だけに頼らず、どのような相談に対応できるかを具体化します。

FOR APPLICANTS

働く会社を探す人へ

職種、仕事内容、一日の流れ、給与の決まり方、休日、教育、社員、現場見学、応募後の流れをまとめます。良い面と厳しい面の両方を伝えます。

トップページ:会社の全体像と二つの入口

主な工事と対応地域、選ばれる理由、代表的な実績、採用中の職種を簡潔に示し、「工事の相談」と「採用情報」を分けます。会社の規模を大きく見せるより、何を任せられる会社かが短時間で分かることを優先します。

事業・施工実績:地域名と工事内容へ具体的に答える

「札幌 外構工事」「北海道 解体工事」のような地域と工事を組み合わせた検索に対して、実際の対応範囲と事例を用意します。実態のない地域ページを大量に作るのではなく、施工経験と説明できる知識があるテーマから増やします。

採用ページ:求人広告で伝えきれない情報を受け止める

求人広告と採用ページの仕事内容・条件を一致させます。媒体で興味を持った人が、社員や現場を見て納得し、見学・質問・応募のいずれかを選べるようにします。求人原稿の改善は建設業の求人広告で応募と定着につなげる方法も参考にしてください。

地域活動:応募者以外にも届く会社の記録

除雪、災害対応、清掃、学校や地域イベントへの協力、安全活動などは、地域の人に会社を知ってもらう情報です。短期的な再生数だけを追う動画より、企業として継続できる発信を蓄積すると、採用前から会社への理解を育てられます。

建設会社の担当者と採用・ホームページ施策を相談する様子
現場の実情を聞き、会社として無理なく続けられる更新内容と採用導線を設計します。

SEO・AIO:検索する人の疑問に、事実を使って答える

キーワードを文章へ繰り返し入れるだけでは、役立つページにはなりません。Googleは、検索順位の操作を目的にした内容ではなく、人にとって有用で信頼できるコンテンツを重視すると案内しています。建設業では、施工実績、対応条件、担当者の知識、写真、更新日など、自社にしか出せない事実が重要です。

質問へ先に答える見出し、分かりやすい表、会社情報、適切な内部リンク、構造化データを整えると、検索エンジンやAIにもページの内容を理解されやすくなります。詳しくはSEO・AIO・LLMO対策をご覧ください。

参考:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」

建設業ホームページリニューアルの進め方

STEP 01

目的と優先順位を決める

工事の問い合わせ、採用応募、協力会社募集、企業の信頼形成のうち、現在の経営課題に近いものから優先します。

STEP 02

既存サイトと検索状況を確認する

残すページ、更新が必要な情報、検索流入があるURL、スマホ・速度・フォームの問題を洗い出します。

STEP 03

経営者・現場・採用担当へ取材する

会社の歴史や強みだけでなく、仕事の進め方、教育、厳しい面、地域との関わりを言葉にします。

STEP 04

写真と原稿をそろえる

施工実績、社員、車両、現場、安全活動など必要な撮影場面を決め、ページ構成に合わせて原稿を作成します。

STEP 05

制作・移行・計測設定を行う

スマホ表示、URL引き継ぎ、フォーム、アクセス解析、バックアップを確認して公開します。

STEP 06

実績と採用情報を更新する

公開後の検索語、閲覧ページ、問い合わせ・応募を確認し、不足する事例やFAQを追加します。

予算が限られる場合は「判断に必要な情報」から整える

最初から多機能なサイトや毎日のSNS運用を始める必要はありません。情報が古い場合は会社概要と事業内容を正し、次にスマホ表示、採用ページ、代表的な施工実績、問い合わせ導線を整えます。

株式会社JOB SOLUTIONのホームページ制作は、小規模サイト20万円から、標準サイト30~40万円、LPは20~30万円を目安に、ページ数、取材、原稿、撮影、機能に応じてお見積もりします。詳しくはホームページ制作・Web制作サービスをご確認ください。

建設業のWeb制作と採用を分けずに支援します

01 / INTERVIEW

原稿作成まで対応

経営者・採用担当・現場社員への取材から、事業と仕事の違いが伝わる構成・原稿を作成します。

02 / WEBSITE

更新できるWordPress

施工実績や採用情報を社内で追加できるオリジナルテーマを構築し、SEOの内部設計も行います。

03 / RECRUITING

求人媒体まで一体化

GATEN職の求人広告代理店として、求人原稿、掲載媒体、採用ページ、応募導線を一つの方針で整えます。

札幌・北海道の地域性を踏まえながら全国対応します。トレンド動画で一時的な再生数を作ることだけを目的にせず、企業として正しい見せ方、実際の仕事、入社後の定着を重視します。ホームページ、採用、写真・動画、SEO、SNSから、現在必要な施策を必要な分だけご提案します。

CONSTRUCTION WEBSITE & RECRUITING

古いホームページを、採用と問い合わせにつながる会社の資産へ。

現状のサイトを確認し、残せる部分・先に直す部分・全面リニューアルが必要な部分を整理します。制作だけでなく、求人原稿やGATEN職への掲載もご相談いただけます。

よくある質問

Qホームページが古いかどうかは何年で判断しますか?
A

年数だけでは判断できません。スマートフォンで正しく表示できるか、現在の事業・実績・採用条件に更新されているか、問い合わせを計測できるかを確認します。制作から数年でも事業内容が変われば見直しが必要です。

Q採用ページだけ追加することはできますか?
A

はい。既存サイトのスマホ表示や更新環境に問題がなければ、採用ページや施工実績の追加から始められます。ただし、会社全体の情報が古い場合は、応募者が不安を感じないよう優先箇所を同時に修正します。

Q今の検索順位を落とさずにリニューアルできますか?
A

順位を保証することはできませんが、既存URLと流入ページを調査し、内容・タイトル・内部リンクを引き継ぎ、変更するURLには適切なリダイレクトを設定して影響を抑えます。公開後もSearch Consoleで確認します。

Q写真や原稿がなくても依頼できますか?
A

はい。ヒアリングをもとに構成と原稿を作成し、必要な撮影場面も整理します。札幌近郊を中心に現場・社員写真や動画の企画にも対応し、遠方はオンライン取材と既存素材の整理から進められます。

Q求人広告とホームページはどちらを先に始めるべきですか?
A

採用を急ぐ場合は求人広告を先に出し、同時に応募者が確認する最低限の会社・仕事情報を整えます。求人広告で認知を得て、ホームページで詳しい情報を伝える役割分担が基本です。GATEN職の掲載とページ改善をまとめてご提案できます。

Q札幌以外の建設会社も依頼できますか?
A

はい、全国対応です。札幌・北海道の建設業採用支援で培った地域性の見せ方を活かし、各社の対応地域、工種、採用職種に合わせて設計します。